子どもたちが保育園で使っている椅子を職員で作りました。
指導に来てくれたのは高崎市にある㈲直工房という会社の人たち。いすの材質は群馬県のひのきだそう。とてもいい匂いがしました。
木のことを色々教えてもらいましたが、赤ちゃんが心地よいと感じるのは「人肌と木」と話していて、子どもたちが木のおもちゃを好きな理由が分かりました。
それから、この保育園では自然とともに子どもたちを「預かる」ではなく「育てる」保育をしているのが素晴らしいと思っていますとも話していました。いずれ大人になって社会に出て大切なのは、知識ではなく五感が育っていること。
考えられること、感じられること。それと生き抜く力。
それは就学前にどれだけ遊んでいるか、経験しているか。思いっきり遊んで、食べて、寝て、泣いて、笑って…子どもたちにこの日常を提供していることを心から尊敬します。と伝えてくれました。
いすは後日仕上げ、安全性を確認してから届けてくれることになっています。
子どもたち、待っててねー!
「職員講習会より」カテゴリーアーカイブ
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11.3 オンライン運動交流 学習決起集会
合研2021に参加してみて
7/31と8/1にハイブリット開催された合研(第53回 全国保育団体合同研究集会 in広島)、職員さんと事務局のおじさん達は休日返上で、第2はと保育園ホールに集まりました。休憩は挟むものの、半日や1日のオンライン視聴はお尻が痛く、忍耐を要しました。私が言うのも何ですが、皆さんよく頑張っていました。合研のオンサイト会場は、100年草木が生えないと言われたこともあった”広島”です。広島の保育園では、幼児期前半から平和教育に取り組んでいるそうです。まずは、平和とはなんだろうと考える。それはありふれた日常であろうとは思いつつ、私も言葉では理解しているつもりです。しかし、戦争を知らない我々は感覚として理解していない、できないからこそ考えることが必要なのだろうと感じました。
コロナ禍での保育、子育てに焦点が当てられました。人と人が分断された毎日、感染対策が第一だからしょうがないです。当たり前に顔を合わせる、隣に座れる、人と話すということがどんなに居心地の良いものであるかを痛感させられます。1日目のフォーラムでは、とある保護者の体験談で、コロナ禍でも保育士さんと「話をしてよかったんだ、相談をしてよかったんだ」というお話がありました。当たり前のことができないことに違和感を覚えなくなり、無意識に焦りや不安が募っていたこの頃でした。まさに子育ての現状は、分断、孤立、社会的なコミュニケーション障害と言っても過言ではない状況の中にいるんだなと思いました。
2日目は、東京都立大学の田中浩司先生の講座を視聴しました。「夢中になって遊びこむ保育を、幼児期の発達と豊かな実践から考える」、遊ぶでもなく、遊ばせるでもなく、”遊びこむ”です。大人が用意して与えられたものではなく、自分たちの遊びを作り出し、仲間とともに深めていく、そうした子どもの背中を大切にしようという視点、少しだけ保育士さんの考えに触れられた気がして、自慢げに家へ帰りました。
子育てや保育について、ゆったりと自分以外の考えに触れることで、リフレッシュできました。また機会があれば参加したいと思いました。ありがとうございました。
事務局 小原
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救急蘇生法講習
6月22日(土)
前橋北消防署の消防士さん達を講師にお招きし、救急蘇生法の講習会を実施しました。
職員、父母約30名が参加し、成人と小児の心肺蘇生法とAEDの利用について学びました。
ダミー人形使って、実際に心臓マッサージや人口呼吸の手技を実習する事で適切な心臓マッサージの早さや強さを体感したり、人口呼吸での空気の入れる量などを知ることができました。
また、もし雨が降っていたら,AEDを使用するときは服などその場にあるもので雨を遮る。
又は駅の人通りが多い所だったら、急病者のプライバシーを守るため人垣を作る等、実際に消防士さんが日頃救急活動をする場面でのお話しもして下さり、各場面での注意点も知ることが出来ました。
救命が必要な場面ではとにかく救助活動に携わる人が多い方が良いということがわかりました。
救急事態はいつ起こるかわからないため、講習を受けて知識として知っている事はとても大切だと思いました。